包茎治療(男性)

包茎手術・包茎治療とは

包茎手術とは、亀頭を覆っている余分な包皮を切除し、亀頭を露出させる治療です。
見た目を整えるだけでなく、清潔を保ちやすくすることや、包茎によって生じるお悩みの改善を目的とします。
包茎手術には、環状切除法や亀頭直下法など、仕上がりや適応に応じた複数の術式があり、包皮の状態やご希望によって適した方法は異なります。

手術にかかる時間は、状態にもよりますが一般的に約40分〜1時間程度です。
当院では局所麻酔を使用するため手術中の痛みはほとんどなく、日帰りで入院の必要はありません。

包茎の種類

比較項目仮性包茎真性包茎カントン状態
亀頭の露出手で剥けば露出できる通常時・勃起時ともに露出できない剥いて露出できるが元に戻らない
痛み基本的に痛みはない剥こうとすると痛みが出ることがある締め付けにより強い痛みが出る
衛生管理可能だが洗い残しが起こりやすい難しい難しい
主なリスク恥垢の蓄積・炎症慢性的な炎症・排尿トラブルうっ血・血流障害
治療の必要性症状やお悩みによる必要早期の対応が必要

仮性包茎

平常時は亀頭が包皮に覆われているものの、手で包皮を剥けば亀頭を露出できる状態です。
最も多いタイプで、痛みや強い締め付け、排尿トラブルなどがなければ、医学的に必ずしも治療が必要な状態ではありません。
ただし自力で治すことはできないため、見た目や衛生面、性行為時のお悩みがある場合は専門クリニックへご相談ください。

真性包茎

通常時だけでなく勃起時にも包皮を剥くことができず、亀頭を露出できない状態です。
包皮を剥いて清潔に保つことができないため、医師に相談したうえで手術を含めた治療を検討することが大切です。
日常生活に支障をきたす状態として、保険診療の対象となる場合があります。

カントン状態

包皮口が狭い状態で無理に包皮を剥いた結果、包皮の先端が亀頭の根元を強く締め付け、元に戻らなくなった状態です。
締め付けによって血流やリンパの流れが妨げられ、腫れや強い痛みを生じます。
放置するとうっ血や血流障害につながるおそれがあるため、早めの対応が必要です。
※「カントン包茎」と呼ばれることもありますが、医学的には独立した種類ではなく、包皮を元に戻せるかどうかで仮性包茎に分類される状態です。

包茎手術の方法・種類

包茎手術には、切開する位置や縫合の仕方によっていくつかの方法があります。

環状切除法

余分な包皮を環状に切除して縫合する、多くの医療機関で行われている標準的な方法です。
シンプルな術式ですが、切除ラインが亀頭から離れた位置になりやすいため、皮膚の色の境目が目立つ「ツートンカラー」になりやすい点があります。

亀頭直下法

亀頭のすぐ下で余分な包皮を切除・縫合する方法です。
縫合ラインが亀頭の傘の下に隠れやすいため傷跡が目立ちにくく、ツートンカラーにもなりにくいのが特徴です。
当院の美容包茎術はこの亀頭直下法を採用し、一人ひとりの状態に合わせて切除範囲や縫合位置をデザインすることで、自然な仕上がりを目指します。

背面切開法

包皮の背側に縦の切り込みを入れて包皮口を広げ、亀頭を露出できるようにする方法で、保険診療における真性包茎の治療に用いられます。
余分な包皮そのものは取り除かれないため根本的な改善にはならず、手術跡が目立ちやすい点に注意が必要です。
見た目の自然さを重視する場合は、亀頭直下法など別の術式が向いています。

根部切除法

陰茎の根元付近で余分な包皮を環状に切除・縫合する方法です。
手術跡が陰毛に隠れやすく、ツートンカラーになりにくいメリットがあります。
一方で締め付け(絞扼)のない方が対象となり、通常時に包皮が亀頭へかぶることや、根元付近にむくみが出やすいといった特徴があります。
※当院では、根部切除法は行っていません。

切らない包茎手術

包皮を切らずに陰茎の根元側へ寄せ、糸や医療用接着剤で固定する方法です。
費用を抑えやすい反面、余った包皮そのものは取り除かれないため、時間の経過とともに元の状態に戻りやすく、固定部分に汚れがたまり清潔を保ちにくい点に注意が必要です。
※当院では切らない包茎手術は行っていません。

包茎手術の必要性

包茎の状態が気になる場合は、種類にかかわらず一度ご相談いただくことをおすすめします。主な理由は次のとおりです。

自然には治らない

思春期を過ぎてもペニスが大きくなることはほとんどないため、包皮の余りが自然に解消される可能性は低いと考えられています。

自力では矯正できない

包皮を引っ張る、矯正器具を使うといった自己流の方法では、包皮の余りや包皮口の狭さといった原因そのものは解消されません。
無理な矯正は皮膚を傷つけたり、炎症やカントン状態を招くおそれもあります。

悪臭や炎症につながる

包皮の内側は汚れや皮脂、尿がたまりやすく、恥垢の蓄積により臭いやかゆみの原因になります。
細菌が繁殖すると、赤み・腫れ・痛みを伴う亀頭包皮炎を起こすことがあります。

悪化するとカントン状態になることがある

亀頭包皮炎を繰り返すと包皮口が硬く狭くなり、剥いた包皮が戻りにくくなるカントン状態へ移行するリスクがあります。
締め付けや戻りにくさがある場合は、自己判断で放置せず早めにご相談ください。

年齢とともにリスクが上がる

加齢により皮膚の柔軟性や免疫力が低下すると、汚れがたまりやすくなり炎症を繰り返しやすくなります。
将来介護が必要になった際の陰部ケアの負担も含め、早めの対策が安心につながります。

包茎手術がおすすめな方

  • 臭いや陰毛が絡むなど、日常生活で不快感がある方
  • 赤み・かゆみ・ぶつぶつ(亀頭包皮炎)を繰り返している方
  • 早漏が気になる方
  • 包皮口の狭さによる締め付け(カントン状態)でお悩みの方
  • 糖尿病で亀頭包皮炎を繰り返している方

臭いや陰毛が絡むといった日常の不快感、見た目が気になるといったきっかけで来院される方が多くいらっしゃいます。包茎のお悩みは決して特別なものではありません。

早漏が気になる方

包茎の状態では亀頭が日常的に包皮に覆われ、刺激に敏感になりやすい傾向があります。
手術によって亀頭が露出すると、日常的な刺激に少しずつ慣れていき、射精のコントロールがしやすくなる場合があります。

糖尿病の方

糖尿病で亀頭包皮炎を繰り返している場合、包茎手術で亀頭を清潔に保ちやすくなり、症状の改善につながることがあります。
ただし、糖尿病の方は傷が治りにくいなどの理由から、医師の判断で手術を行えないことがあります。
服薬中の方は、予約時・カウンセリング時に必ずご相談ください。

包茎手術は痛い?

麻酔を行うため、手術中に強い痛みを感じることは基本的にありません。

「麻酔の注射が痛そう」という不安に配慮し、麻酔注射の前に皮膚の感覚を鈍らせる処置(表面麻酔)を行い、針が刺さるときの痛みを感じにくくしています。
注射針もできるだけ細いものを使用しています。
使用するのは局所麻酔のため体への負担を抑えやすく、その日のうちに帰宅できる日帰り手術が可能です。

包茎手術のデメリット・リスク

腫れ

術後はほとんどの方に腫れが見られ、特に1〜3日ほどは強く出やすくなります。
多くは1週間ほどで落ち着き始め、2週間程度で見た目の違和感がかなり軽減します。

痛み

術後当日〜翌日にかけて、ジンジンとした鈍い痛みや違和感を感じることがあります。
処方される痛み止めを服用することで日常生活に支障が出ない程度に抑えられ、数日でやわらいでいくことが多いです。

突っ張り

術後は皮膚がまだなじんでいないため、特に勃起時に突っ張るような感覚が出ることがあります。
1〜2週間ほど経過すると気にならなくなっていきます。

亀頭が敏感になる

これまで包皮に覆われていた亀頭が常に露出するため、一時的に刺激を敏感に感じることがあります。
時間の経過とともに刺激に慣れ、徐々に落ち着いていきます。

包茎手術の修正にも対応

包茎手術の修正は、初回の手術よりも調整できる皮膚の量が限られるなど難易度が高い傾向があり、医師の経験や技術が重要です。
当院では、術後の見た目や違和感に関するご相談にも対応しています。
修正をご希望の場合は、まず診察で現在の状態を確認し、適した方法をご提案します。

包茎手術の術後の経過

術後はおおむね1カ月程度で、日常生活のほとんどが問題なく送れるようになります。

手術当日〜数日

腫れや痛みが最も出やすい時期です。できるだけ安静に過ごし、患部への刺激を避けてください。

術後1週間

腫れや痛みは落ち着いてきます。日常生活の多くは問題なくこなせますが、見た目にはまだむくみが残ることがあります。

術後2週間

仕事や外出などはほぼ通常通り行える状態になり、見た目の違和感もかなり軽減します。

術後4週間

見た目も感覚も自然に近づきます。性行為の再開も検討できるタイミングです。

包茎手術のダウンタイム

トイレ

手術当日から通常通り行えます。排尿後は尿が患部に残らないよう、ティッシュで軽く押さえて水分を取りましょう(強くこすらないでください)。

シャワー

基本的に翌日から可能です。強い水圧を直接当てたりゴシゴシ洗ったりせず、泡を優しく乗せるように洗い流してください。

お風呂(入浴)

湯船に浸かる入浴は2週間後から可能です。傷口が安定していない状態で長時間浸かると、腫れの悪化や感染のリスクがあるため、再開時も短時間から様子を見ましょう。

運動

球技や全力疾走、格闘技などの激しい運動は約4週間控えてください。軽いジョギングや上半身の筋トレなど負担の少ない運動は、状態を見ながら1週間ほどで行える場合があります。

飲酒

血行が促進され出血しやすくなるため、術後薬の服用期間(目安として約3〜7日)は飲酒を控えてください。

自動車・バイク

当日から可能ですが、長時間の運転は患部への圧迫につながるため、こまめに様子を確認してください。

オナニー・性行為

自慰行為を含む性行為は4週間後から可能です。早く再開すると傷が開いたり出血したりするおそれがあるため、状態が落ち着いてから慎重に再開してください。

包茎治療を始めるべきタイミング

  • 思春期を過ぎても亀頭が露出せず、剥こうとすると強い痛みがある
  • 包皮の炎症・赤み・腫れ・かゆみを繰り返している
  • 性行為のたびに痛みや不安がある
  • においや汚れが気になり、清潔を保ちにくい
  • 見た目にコンプレックスがあり、自信を持てない
  • 包皮を剥いたあとに戻りにくい、締め付け感がある

包茎治療を考えるのに遅すぎることはありません。
当院では無理に治療を勧めることはせず、現在の状態を確認したうえで、本当に治療が必要かどうかも含めて丁寧にご説明します。
まずは無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。

包茎手術の費用

当院では「亀頭直下法」と「環状切除法」を採用しています。
亀頭直下法は縫合部が亀頭の傘の下に隠れるため傷跡が目立ちにくく、自然な見た目に仕上がります。
見た目の自然さを重視する方には亀頭直下法が適しています。

亀頭直下法308,000円(税込)
環状切除法
(抜糸なし)
110,000円(税込)
環状切除法
(抜糸あり)
79,200円(税込)
※上記は標準的な価格です。包皮の状態やご希望の処置によって費用は異なります。

カウンセリング当日の包茎手術も歓迎

当院では、カウンセリング当日の包茎手術も歓迎しています。
「まずは話だけ聞いてみたい」「仕事帰りに相談したい」という方にも対応できる体制を整えており、スケジュールや空き状況によっては当日に治療を受けることも可能です。
日帰り手術のため、1度の来院で終えられます。まずは無料カウンセリングで現在の状態をご確認ください。

包茎手術後のアフターケア

当院では術後のアフターケアにも力を入れています。
術後は消毒液・包帯に加え、担当医の判断により抗生剤(化膿止め)・痛み止め・胃腸薬・止血剤・軟膏などをお渡しします。医師の指示に従ってご使用ください。
包帯の巻き方も術後に丁寧にご説明します。

術後に痛みや腫れ、出血など気になる症状がある場合は、お近くの医院でご相談いただけます。

包茎手術とおすすめの併用施術

亀頭増大

ヒアルロン酸を用いた亀頭増大では、ご希望や形状に応じてデザインを調整できます。
当院では「カリ高法」「先細り改善」「短小包茎改善」の3パターンをご用意しています。

  • カリ高法:亀頭冠にヒアルロン酸を集中的に注入し、カリ部分を強調する治療
  • 先細り改善:亀頭全体にヒアルロン酸を注入し、先細り気味な形状を整える治療
  • 短小包茎改善:包茎手術と亀頭増大を組み合わせ、全体のバランスを整える治療

早漏改善(ヒアルロン酸注入)

亀頭に適度な厚みを持たせることで刺激がやわらぎ、射精のタイミングをコントロールしやすくなる場合があります。
包茎手術によって亀頭が露出することで、日常生活の中で徐々に刺激に慣れていくことも期待できます。

包皮小帯形成

陰茎の裏側にあるスジ状の部分を包皮小帯(陰茎小帯)といいます。
手術の際に包皮小帯が切除範囲に含まれることがあります。できるだけ自然な形を保ちたい、裏筋のラインを残したいという場合には、包皮小帯形成との併用がおすすめです。

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